ゼロ・コンタクトの正式名所は、「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」といいます。相性通り非接触ビジネスを行う企業に投資する新型コロナウイルス中の私たちの生活に時代にあった今、人気を集めているファンドの1つです。
本記事では、その特徴や評判、またどんな特徴があるのかなどを簡単にわかりやすく解説します。
ゼロ・コンタクトとは?
正式名は、「デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド」といいます。ゼロ・コンタクトは、その愛称です。
人と直接接触しないリモートワークや、オンラインサービス、ストリーミング系のメディアや遠距離決済などの非接触型ビジネス関連の会社というテーマを持つ会社に投資していることから名づけられました。
世界的な国を挙げてのDX促進や、新型コロナの影響もあり、予想以上の加速を見せているデジタル化により、今注目を集めている信託報酬が高いアクティブファンドの1つです
ゼロ・コンタクト銘柄の選定は?
銘柄は、日本だけに限らず世界中の上場株式の中から財務健全性や企業成長、収益、流動性などを考慮し、60年以上の歴史を持つ日本を代表する運用会社日興アセットマネジメントとそのパートナーである著名投資家キャシー・ウッド氏が率いる米国の資産運用会社アーク・インベストメント・マネジメント社が行っています。
ゼロ・コンタクトの評判
現在、ゼロ・コンタクトも長引くコロナ禍もあり、時代に合ったテーマである他、信託報酬が「1.7985%」とハイリターンであるため注目を集めている人気ファンドの一つです。
このファンドは、特定の投資テーマに沿った形の運用を行うテーマファンドであるため、他の同類ファンドと同じく、テーマが世間で話題になっている間は、短期的に大きな伸びを見せることもありますが、ブームが過ぎるとリスクを負うことにもなるハイリスクハイリターン商品といってもよいでしょう。
また、ゼロ・コンタクトの一般に償還日といわれる運用期間の最終日も2030年の2030年6月7日に運用を終えて換金されることが決まっている商品です。その為、長期投資には不向きなファンドと言えるでしょう。
2021年12月の運用チャートからは、市場の動きを示す指数「インデックス」に沿って運用するリスクが少ないインデックス投資よりもパフォーマンスが低い結果になっており、今後の動向に期待したいところです。
ゼロ・コンタクトのリスク回避
このようなファンドは、値下がりしてしまった時の対処法は重要になってきます。ゼロ・コンタクトは、テーマ型ファンドと同じく、購入時手数料が3.3%と高い商品ですので、下手に売り買いを繰り返すことによって、資産が減ってしまうことが考えられます。
今後まだ、まだ正常の余地があるのか、それとも売ってしまった方が良いのか、冷静に分析することが重要です。
ただし、現在運用する証券会社によっては、その他のサービスを受けられることによって手数料分をカバーできることもあります。運用する証券会社選びをすることも、リスク回避につながる大切なポイントといえるでしょう。
まとめ
今世間でされている非接触型ビジネス関連の会社に投資するファンド「ゼロ・コンタクト」。旬な話題がテーマで、年間1.7985%という高い信託報酬が魅力のハイリターン商品です。
ただし、その分リスクも高いため、積み立てには向かない商品です。興味がある方は、リスクを十分に理解してから検討してみてはいかがでしょうか?
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